突然ですが、ぼくが初めて WordPress に貢献したのは、昨年の WordCamp Tokyo 2017 の
コントリビューターデイでした。( WordCamp Osaka 2018 のエントリーも書かずに昔話をして恐縮ですが)
一覧はこちらから。
また、こんなエントリーも書きました。
・WordCamp Tokyo 2017 コントリビューターDayの感想
・ぼくはこうやって WP-CLI のコントリビューターになりました
初めて貢献してからというもの、割と継続的に貢献し続けられていると思います。
(冬場は冬眠していたので数ヶ月開いている時期もあるんですが、長いスパンで継続中…)
このエントリーでは、ぼくが考える OSS への貢献を継続する理由と得られたもの、
さらにはなぜ WordPress を選んだかについてプログラマの目線で整理したいと思います。
ざっとこれくらいです。(一部重複もありますが)
日本の一企業のなかの小さな組織に属して開発に精を出すのももちろん楽しいし、
得られるものもたくさんあります。すべてが貴重な経験だと思っています。
でも、ぼくはもう少しスパイスが欲しかったんです。
将来的には海外の仕事を受けたいとも思っているし、
そういう意味では OSS への貢献は良いアピールの場であり、良い成長の場なんです。
また、忘れてはいけないのは、 WordPress は PHP5.2 以上のあらゆるバージョンの PHP の動作を担保していることです。
(ただ、推奨環境は PHP 7.2 以上なので、可能であればアップデートをおすすめします)
これはすごく男前だしワイルドです。常識ではちょっと考えられないくらい凄いことです。
この頑張りには心を打たれたし、日本の名だたるサーバーホスティング会社さんともよい
協力関係を構築できているというところにも魅力を感じます。
WordCamp Osaka のときは何も思いつきませんでしたが、素敵な仲間を得られたんだと思います。
難しい問題にチャレンジした時に背中を押してくれたり、必死に援護射撃してくれるエンジニア仲間だったり、
各所でバランスを取りつつ緩衝材になってくれる仲間だったり、外国の人たちに必要性を説いてくれる仲間だったり。
自分にはないものを持っている人たちなので単純に面白いし、素敵な出会いだなぁと思います。
また、プログラミングの技術面においてですが、これについては正直まったく満足していません。
現状では WordPress に貢献する手法を覚えただけに過ぎないのかな、と思っています。
ユニットテスト周りの作りは参考になるし、コードリーディングすればするほどしっかり作り込まれているのが伝わってきて勉強になります。
勉強にはなるんですが、ぼくが貢献しているのはユニットテストを追加したり、ちょっとした不具合を修正する程度なので
全然大したことない内容です。
もっとコアな部分にチャレンジしてスキルアップに励むことを当面の目標としたいと思います。僕がまだ見えていない世界を見たい…(´・ω・`)
技術的になにを得られたかまだまだはっきりしませんが、素敵な仲間は得られます。
少しでも興味のある人は軽い気持ちでやってみるのもありなんじゃないかなぁと思います。
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