Webサイト高速化のために行った6つのこと(3)
2017/02/14 00:07
  • 第一回はGoogle PageSpeed Insightsを使ってサイトの現状を把握すること、
    そして静的コンテンツの圧縮方法を紹介し、
    第二回では静的コンテンツにキャッシュを導入する方法を紹介しましたが、今回はその第三弾です。
    CSSの縮小(圧縮)についてまとめました。細かいことですがボディーブローのように効いてきます。多分。

    1.圧縮を有効にする(html, css, jsなどの静的コンテンツ)
    2.ブラウザのキャッシュを有効にする(静的コンテンツにキャッシュを導入する)
    3.CSSを縮小する(当記事)
    4.HTMLを縮小する
    5.スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する(※一部)
    6.読み込み中のときにloading indicatorを表示する(これはユーザー体験を高めるためのおまけ)

    では、さっそく行ってみます。

    CSSの圧縮で外部サービスを利用する

    CSSの圧縮方法には色々ありますが、
    ウェブサービスを使うのが一番お手軽で楽かもしれません。

    CSS Compressor

    CSS Compressor1

    圧縮レベルはLow〜Highestまでの4段階から選ぶことが出来ます。
    サービス運用には可読性なんてどうでもいいので迷わずHighestを選びましょう。
    以下のように圧縮されます。

    CSS Compressor2

    以下、だいたい同じようなサービスなのでリンクだけ紹介。

    CSS Minifier

    Online JavaScript/CSS/HTML Compressor

    ↑こちらはHTML,JSも圧縮できるようです。

    CSS Minifier

    Compassを使って圧縮する

    ぼくはCSSのマークアップにCompass Sassを使っているので、
    そのまま compass コマンドで圧縮CSSを生成しています。

    $ compass watch -e production path/to/scss/
    

    なお、config.rb で環境ごとの設定を指定できますが、それはまたの機会に…
    とりあえず設定ファイルだけ晒しておく…
    css_dir = "../css"
    sass_dir = "../scss"
    images_dir = "../images"
    output_style = (environment == :production) ? :compressed : :expanded
    

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  • <2017/02/13 23:27>
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自己紹介的な何か

@wkmettyでついったーやってます。時々。 6年間勤めたゲーム会社を2018年2月に退職しフリーランスのプログラマに。 WordPress Core, WP-CLI コントリビューター。 お仕事募集中です。