2011年の WordCamp Kobe 2011 以来の WordCamp への参加になりました。
最近では Django に浮気しっぱなしでしたが、やはり知名度、導入数等を考えて
WordPress をもう一度改めて勉強してみよう、、、ということで参加しました。

初日のセッションを聞いての感想を雑にまとめます。
ざっくばらんに言い過ぎて過激な発言になっているところもあるかもしれませんが
ご容赦下さい…！悪気はないんです…

「WordPress とクライアントワークとロジック」

サブタイトルの「プロジェクトはなぜ最後にバタバタするのか？」
に対する一つの回答が ”レビュー” の見積もりがないから、ということでした。

当日取ったメモ：

修正／調整：５←全体の工数の半分を使っていた

進捗管理、ディレクション、サイト設計、デザイン、開発、テスト
→修正／調整の時間が取られていない
→だからプロジェクトは延びがち
→呼び名がないのが問題なのでは？→つまり、名前がないから忘れがちになる
→じゃあ、「レビュー」という名にしてみよう？テストとは別物だよ。

最低限でのローンチをして、運用しながら改善していくのがおすすめ！らしい

「終わらず続けるスタイル」
→新しいものを取り入れ、解析を見ながらフィードバックとともに

この、「気がつけば修正パラダイス」っていうのは実際すごくよくわかります。
”より良いもの”を作るために妥協を許さない姿勢…すごく大事。
ぼくも同じような経験をしたことがあります。

ただ、大変幸せなことにいまの会社ではずいぶん早い段階でこの事実に気づき、
「レビュー期間」を多く取っているので、リリース前になってバタバタする…なんて
ことはほとんどなくなりました。

※リリース前にバタバタするのはだいたいコードFIX直前になってバグが見つかったときですね。笑

それでも尚、無理やりねじ込んでくる輩もいるのでそこはブチ切れるか仏の心で対処するかしましょう。

アンカンファレンス「勉強の仕方を教え合おう」

ぼくたちのグループではWordPressとの関わり、勉強の仕方を「過去」、「現在」、「未来」の時間軸で
語り合いました。

とりあえず書籍で全体像を把握して少しずつ勉強してみたり、ググってみたり、WP本体のソースコード読んで勉強したり、
イベントに足を運んで登壇者と仲良くなってから、その人の書籍を買って勉強していく…などなど、聞くだけでも面白かったですね。

他のグループでもだいたい同じような感じでした。

ランチ

「Github、BehatやContinuous Integrationを含めてPull RequestのWordPressの開発ワークフロー」

・github
・composer
必要なプラグイン、ライブラリだけ送る。コード全部じゃないよ
コマンドラインからプラグインのインストール、アップデートができる

・wpi-cli
これ超便利だから使ってねーっていう話
あとで調べる。

・WP-CFM
設定を移動できる

・behat
PHPの関数やクラスがテストできる
サイトの機能がテストできる
…ほう！

・BDD behaviour driven development
・インテグレーションのサービス
circleci が使いやすい

※デモンストレーション※
ブランチを作るところから…
デモンストレーションと言いながら、動画再生だった。
この辺の手法は勉強になるね。

まあ、初心者向けの基礎的な内容でした。
PHP からはしばらく離れているので behat とか知らなかったし、
circleCI も業務で使ったことないのでよくわからない…という感じでしたが、
WPを利用する人たちも、 CI やら自動化を検討して導入していっているのだなぁと
感慨深いものがありました。笑

「常時SSL化の事前確認・注意点・手順 〜WordPressとその周辺で必要なこと〜」

WordPress と SSL の関係性…
（その昔）お問い合わせフォームだけSSL化…
（い ま）もうその次代は終わり。ぜんぶSSL化じゃ…！

・メディア系のサイトでSSL化が進んでいる（api通信とか必要になったりするから）

・SSL化が不十分だと…
→chrome は警告がでる
→safariは鍵マークがつかない

・WPに特化した注意点
・WPの設定
・テンプレートの修正
・ src=“http://….” ——> src=“https://…..”
・投稿の修正
・WP-CLIが一番ラク
・ $ wp search-replace …
・search regex plugin 正規表現置換するだけ

・ありとあらゆる手。ｆｍ．

「WPプラグインを作るメリットは？プラグイン公開後の楽しみ方・広め方・仕事へのつなげ方」

・ニッチなプラグインでも気にするな。ネタにしろ。
・作りたいものを作るという精神
・自分が予測できない使われ方、広がり方をするのが面白さだったりする
・機能が分離しているので他人のコードが見やすい・開発しやすい
・「WP」自体が知名度が高くなっているので名刺代わりになる
・Connecting the dots

「WordPress プロジェクトのこれから」

WordPress のプロジェクトが如何に頑張っているかということが伝わってきました。
php の古いバージョンを切ることなく、新しいバージョンに対応しつづけるのは本当に大変なことです。
CMS として利用される WordPress だからこそ、様々なサーバー環境にインストールされるものだからこそ、
後方互換性を保ちつつ新規開発していくスタイル。

これはっきりいって尋常じゃない。古いのは切り捨てたらいいと思うんだ…

まとめ

というわけで、愉しい時間を過ごせました。ありがとうございました。m(_ _)m

 
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